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05 / 18 Sat 22:49 ×
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09 / 09 Tue 11:09 #よしやまち子 ×
0510062309.jpg売っているもの・・・昔ながらの日本の照明、あかり

木屋町の電気屋さんとして81年間、元々は古い炭屋倉庫だったという町家の中に懐かしい日本の照明が店内狭しとぶらさがり、

基本はちゃぶ台の食卓の上に付くような懐かしい乳白色のガラスの照明。また町家の玄関に多いぽっかり浮かぶ丸い鶴首ライトや、老舗旅館で見たような行灯、木の電柱についているようなアルミの電気笠、お医者さんが良くつけていた赤いガラスの球・・・などなど「ああ、自分はこういうあかりを探してたんだ、なんでこんな素敵なものが今作られていないんだろう」と疑問がわいてしまうほど。

それと同じぐらい店内にたくさんぶら下がっているのはご主人の熱いコメント。

「(この照明をつけたら)みかんがウマイ」という灯り一つ一つの説明モノ?や

「思い出してください人情の厚い日本 美しい風景の日本の姿」という思いのこもったコメントまで

ここの灯りじゃ昼間ちょっと暗い?家が暗いなら外に出かければいい。
夜も暗くて仕事が出来ない?家は休むところ。夜は寝る時間。
日本人はそういう生活をしてたんだよ。

蛍光灯は人間を家の中に閉じ込もらせる。見なくていいところまで見えてくる。
白熱灯は暖かな黄金色で人を、家を、風景を浮かび上がらせる。
日本の家庭にまた暖かな灯りがともれば、おかしな犯罪も少なくなると思う。

灯りで日本を良くしたい。変えたいというご主人の熱い思いが伝わってきます。

現在は岡崎にお店を移転し、また趣の違う町家で変わらないご主人が出迎えてくれます♪
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02 / 08 Fri 12:13 #よしやまち子 ×
abura.JPG売っているもの…油、べんがら等

よしやまちの近くにある老舗の油屋さんです。

町家の柱や板戸って、黒かったり赤かったりしますけど、それは紅殻(べんがら/弁柄)という昔ながらの塗料が塗ってあります。塗れば木を保護し、防虫効果もあるそうです。

紅殻はその名のとおり、もともとは赤い鉄のサビ?みたいなものです。それを水もしくは柿渋で溶いて、墨を入れて赤~黒の好みの色に調節して塗ります。

べんがらが乾いたら、仕上げに油を塗り、ウエスですりこむように拭きます。べんがらだけだと触ると色が手に付いてしまうのですが、油ぶきすればコーティングされ、見た目もつるりと木になじんだ感じがします!

その時使っているのが荏(えごま)油。(菜種油でも良いそうですよ)

山中油店さんは荏胡麻(えごま)油はもちろん、色々な食用油が揃ってます。私はいつも親戚のおみやげにごま油とサラダ用の油を買って、喜ばれてます♪建築用べんがらの粉や、柿渋も売っているので、なんか家の戸の色が剥げてきたな~という方は是非補修を♪

値段参考・・・荏油1365円(300ml)~、柿渋798円(300ml)~、べんがら840円(250g)~
 
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