よしやまちの近くにある老舗の油屋さんです。
町家の柱や板戸って、黒かったり赤かったりしますけど、それは紅殻(べんがら/弁柄)という昔ながらの塗料が塗ってあります。塗れば木を保護し、防虫効果もあるそうです。
紅殻はその名のとおり、もともとは赤い鉄のサビ?みたいなものです。それを水もしくは柿渋で溶いて、墨を入れて赤~黒の好みの色に調節して塗ります。
べんがらが乾いたら、仕上げに油を塗り、ウエスですりこむように拭きます。べんがらだけだと触ると色が手に付いてしまうのですが、油ぶきすればコーティングされ、見た目もつるりと木になじんだ感じがします!
その時使っているのが荏(えごま)油。(菜種油でも良いそうですよ)
山中油店さんは荏胡麻(えごま)油はもちろん、色々な食用油が揃ってます。私はいつも親戚のおみやげにごま油とサラダ用の油を買って、喜ばれてます♪建築用べんがらの粉や、柿渋も売っているので、なんか家の戸の色が剥げてきたな~という方は是非補修を♪
値段参考・・・荏油1365円(300ml)~、柿渋798円(300ml)~、べんがら840円(250g)~
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